楽しみなことが待っている、楽しみ

最近、色んな方からご縁をいただき、様々な種目のアスリート、チームの方と交流させてもらい、ありがたいのは、そういった方達の試合を見るのが楽しみだというように、楽しみなことが増えてきたことです。

多くの人が、子どもの頃は、「運動会が楽しみ」「来週のあのテレビ番組が楽しみ」「来月発売されるゲームが楽しみ」等、近い将来から、遠い将来まで楽しみにしていることがあったかと思います。

それがなぜか、大人になってくると楽しみにしていることが減ったり、なくなったりしている人が多いのではないかと感じています。
自分の仕事や人生に何か明確な目標があれば、それに向かって行動すること自体に楽しみを見い出すこともできますが、必ずしもそういった人ばかりではないかと思います。

そういった中で、やはりエンターテイメントとしてのスポーツには大きな魅力があると思います。
完全にミーハーですが、今は、ワールドカップが楽しみで、日々そういった動画やニュースを楽しくみています。
また、以前、競馬にはまっていたときに強く感じていたのは、競馬ファンは、月曜日から金曜日まで、週末の競馬（中央競馬、いわゆるＪＲＡのレースは土日にあります）のことを毎日考えていて、その時間がとても楽しかったということです。
同じように、ひいきのチームや選手がいる人は、そういった人たちの試合を楽しみにまっていると思います。

何も特別にとりあげる話ではないかもしれませんが、何か将来に楽しみが待っているということは、人生に大きな活力を与えると思います。

弁護士　田中尚幸

プロ野球選手、元サッカー日本代表選手等の個人・法人の顧問、トラブル相談等を多数取り扱う
著作：「アスリートを活用したマーケティングの広がりとRule40の緩和」（東京2020オリンピック・パラリンピックを巡る法的課題（日本スポーツ法学会編）
・一般社団法人スポーツキャリアアドバイザーズ　代表理事
・トップランナー法律事務所　代表弁護士（東京弁護士会所属）
・日本サッカー登録仲介人
・日本プロ野球選手会公認選手代理人
・日本スポーツ法学会会員